2008年9月30日 (火)

医療的ケアを必要とする人への支援について

 26日は本会議で「医療的ケアを必要とする人への支援について」質問しました。チューブから食事をとる経管栄養や、痰の吸引や、呼吸管理など医療的ケアを必要とする障害のある子どもが増えています。この7月以来、あちこち取材にいったり、調べにいったりしたことをもとに、地域で生きることを支えていく地域ケアに対する区長の見解、区の組織のあり方、医療機関との連携、関係機関との検討会の設置、ショートスティやレスパイトの実現などについて、質問しました。大変重要な問題だと考えるとの答弁でしたが、組織や検討会の設置などについてはあまりはっきりした答弁ではありませんでした。具体的だったのは、新しく改築される新アポロ園で、医療的ケアが必要な子ども達も緊急一時保護での受け入れを検討している、また、江古田の森障害者施設のショートスティでの受け入れを実施したいとの答弁でした。でも、小学生から18歳までの学齢期の子ども達の受け入れるところがありません。

 議会が終わってから、旧東中野保育園をZEROキッズが100日企画で借りている「キッズアートハウス」にいきました。そこで、「コミュニティとアートを考える会」が主催したフォーラム「アートでまちを元気に!」に参加しました。いろいろな人やグループとの出会いが生まれています。コミュニティアートセンターが実現するといいと思います。

 翌日は早朝の新幹線に乗って、大阪に行きました。ビック・アイ国際障害者交流センターで行われた「医療的ケアと自立を考えるシンポジウム」に参加しました。講演やシンポジウムでの話はほんとうにすばらしかったです。吸引の講習会にも参加して、人形を使って練習しました。何回か練習すれば私にも吸引ができそうです。

 明日から、決算特別委員会の総括質疑がはじまります。私は来週の6日に、区財政や福祉避難所などについて質問します。議会質問準備にまた忙しくしています。

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2008年9月21日 (日)

光明特別支援学校・朝鮮第9初級学校を見学

 12日は、光明特別支援学校へ行く。小学部から高等部まで授業の様子を見学させていただき、医療的ケアを中心に校長先生と副校長先生からお話をお伺いする。日本で一番早くできた肢体不自由児のための養護学校。他の養護学校と違い、最初から看護師配置はされていたが、医療的ケアの必要な子ども達も多くなってきたこともあって、現在4人の看護師配置。そして、条件つきで教員も吸引など医療的ケアを行っている。来年度から、中野区内の子ども達は、新設される永福学園に学区域の変更で移る。しかし、原則的に医療的ケアのある子どもは通学バスに乗れないそうだ。この基準の見直しがされないと、通学がむずかしくなる。

 13日は、杉並区にある朝鮮第9初級学校の公開授業を見学。そして、ワークショップに参加。元気な子ども達の授業の様子。しかし、学校として認められていないので、初級学校を卒業して、区立の中学校に入りたくても入学することがむずかしいという、相談を受ける。どの子にも自分の選んだ場所で教育を受けることができることを、保障しなければならないと思う。

 24日から区議会がはじまる。質問準備であちこち取材に歩いたり、勉強会などで先週もいそがしかった。

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2008年9月15日 (月)

カンガルー統合保育園はすごい!

 9月11日、横浜市でNPO法人が運営している「カンガルー統合保育園」に見学に行く。障がいのある子もない子もいっしょに保育していることも、すばらしいが、障がいが重く医療的ケアが必要な子どもも受け入れていると聞いて、信じられなかった。この目で見てお話を聞いてみようと出かけた。

 本当だった。「胃ろう」という、チューブで胃に栄養を入れながら、A君はB子ちゃんといっしょに小さなピアノをひいて、うれしそうだった。B子ちゃんもうれしそうだった。すばらいい現場を見て、私は感動した。

 3人の病院勤務の看護婦さん達が、重度の障がいをもって退院する子ども達の行き場がないことを心配して、その子ども達も通える保育園を7年前に立ち上げた。しかし、財政的にも、制度的にも大変苦しく、歯をくいしばってがんばっている状況である。小さい時にいっしょにいる経験は、大きくなった時にきっと心の中に思いやりをつくると思うと、彼女達はいう。

 すばらしい実践がちりばめられたホームページは、http://www.kangaroo-hoikuen.or.jp/

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2008年9月 7日 (日)

ケアが街にやってきた

   今日も昨日と同じに、夕方から雷と大雨。大雨の合間に家にたどり着く。

 今日は、NPOねこの手主催の介護保険の勉強会。介護保険と障害者の自立支援法はこれからどうなるのだろうと不安の声。介護保険では24時間の介護を受けた自立生活をすることができない。社会参加のための外出もできない。一人暮らしの寝たきりの高齢者は、介護保険では気持ちの良い生活をすることができない。寝たきりでも一人で暮らせるように、制度の充実が必要だ。

 今読んでいる、わかりやすくて、感動できる本がある。「ケアが街にやってきた」 障がいのある子ども達のこと、医療的ケアに関心のある人はぜひ、読んでみてください。

http://homepage3.nifty.com/kazu-page/book/book-careintown.htm

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2008年9月 6日 (土)

足元の自治体から

 福田首相が辞任で、自民党の総裁選挙は大賑わいの様相。政治は一寸先は何があるかわからない。人々の生活は脈々と続く。国の政治が右往左往しようとも、自治体の政治はしっかり足元の住民生活を支えていかなければならない。

 一昨日は、厚生委員会。昨日は、身体障害児の特別支援学級たんぽぽ学級と、鷺宮保健福祉センターに取材にいく。子ども達の障害が重度化する傾向にある中、医療的ケアも含めた地域ケアのあり方をどうしていくのか。新たなる展開が必要とされていると思う。当事者や現場が動き、自治体が動き、そして国の制度が変わる、そういう循環の中にいると思う。自治体の動きをつくっていくことが大変だ。

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2008年9月 5日 (金)

空想の森

 昨日、ドキュメンタリー映画「空想の森」を友人と、東中野のポレポレ座に観にいった。中野から北海道の新得町の故郷へ帰った友人からすすめられた映画。都会から新得に入り、共働学舎などで、農業や牧畜で働く人たちの物語だ。

 野菜の種をまく、種芋を植える、土のほっこりとした感じが伝わってくる。チーズづくりも、こんな風にていねいにつくるのかと、そのおいしさが伝わってくる。

 私が夫と、小さな子どもを二人連れ、無謀にも泊まるところも決めないで、はじめて北海道に行った時、家族4人で最初に泊まった場所が、新得町の駅前旅館だった。たくさん出されたお料理がとてもおいしかったことと、ちょうど町長選挙で旅館の人と町長さんを激励に玄関前に出ていったこと、聴覚障害者の施設があり町の人たちが手話ができること、など思い出しながら、映画を観た。

 毎年、新得では「空想の森映画祭」をやっている。映画を観た後、久しぶりに新得に行った友人に電話した。シイタケ栽培をやっている。今年はシイタケがたくさんとれたよと、声がはずんでいた。また、新得町に行ってみたい。

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2008年8月30日 (土)

コミュニティ政策研究会

 昨日も、雷と大雨。雷鳴にびくびくしながら、ずぶ濡れになって家に帰る。昨日は、立教大学院で2ヶ月に一度行っている、「コミュニティ政策研究会」。21世紀社会デザイン学会に属する研究会で、顧問の中村陽一教授(NPO・コミュニティデザインの専門家)の名前をとって、別名「中村政経塾」。立教大学院の修了生。在校生の自治体議員や議員志望者が中心となって、5月1日に発足した。これからの地域政策について、「コミュニティデザイン」の観点から、議論・研究していこう、そして実践に生かしていこうという会である。一応、私が代表になっている。

 第3回目の昨日は、志木市議の内山純夫さんから、「社会福祉政策の行方を考える」、そして、戸田市議の斉藤直子さんから「政策づくりーマニフェスト」についての報告を受けて、議論をした。内山さんは民間保育園の運営実績を背景に今年4月に議員に初当選。保育園運営の経験に基づく、「格差是正」と「規制緩和」の座標軸に、どのように保育のニードを位置づけていくのかなど、公共サービスのあり方を含めての問題提起は、これからの私達にとって大事な論点であると思う。

 斉藤直子さんは来年の1月に改選期を迎える。斉藤さんの動画を入れたホームページは人気がある。「トコバス」レポートなど、テレビなどでのフリーレポーターの実績を生かした、斉藤さんにしかできない地域コミュニティづくりの取り組みを、どんどん進めて欲しいと思う。

 次回は、11月4日。豊島区議の水谷泉さんと、来年あきるの市議にチャレンジしようとする子籠敏人さんの発表である。立教のセカンドステージ大学に通う団塊世代市民や、立教大学院以外の議員の人、議員インターンの若い学生など、参加者の幅が広がってきている。これからの地域政策について勉強したいという方はどうぞ。問い合わせ、申し込みは佐藤までメールで。

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2008年8月28日 (木)

続 勉強

 尼崎での議員の勉強会での中野区での取り組みの報告の後、25日は立命館大学院での論文構想発表会に参加。私より年下の人が多い先輩達の発表にすごいなーと思いながら、私は「子どもの医療的ケアから見えてくる医療と福祉の連携について」の構想を発表。まだ構想とも言えない段階のものだったが、着想はいいねと、先生達や先輩院生からいろいろアドバイスを受けることができた。

 27日は、内閣府経済社会総合研究所主催の経済政策フォーラム「地域経済の活性化と事業再生」。「地域経済の活性化に向けた取り組みについて」のパネルディスカッションには、日本政策投資銀行や福岡市監査事務局の人のほか、立教大学院でお世話になった、危機管理の専門家でもある福田秀人教授もパネリストに。福田教授からは統括意見として、「我々は今どこにいるかーいかに到達するかー特に主な課題はー我々はかくありたいーところで我々とは誰か?―誰がやるのかー誰のためにやるのか」など戦略についてのお話があった。会場からは、内閣府に設けられていた「地域力再生機構(仮称)研究会」の座長の高木新二郎氏から、法律案は修正するべきであるという厳しい意見が出され、福田教授も同感であるとの意見を述べた。国会で継続審議となっている「地域力再生機構法案」をめぐる議論もかなり厳しくなってきているということが感じられた。最後の一言で福岡市の職員は頭を下げて「総務省にも動いてほしい。地方は大変、お願いします」と悲壮感が滲み出ていた。これからの政治が地域経済をどう活性化していく法律をつくるのかは、並大抵のことではない。だいじょうぶなのだろうか。

 28日は、新しくできた「うさぎだより」の配布。しかし、午後からは大雨が降ったりやんだりで中断。先日から東京も関西も急に涼しくなって、風邪を引いたのか、のどが痛い。

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2008年8月25日 (月)

勉強会

 23日、24日と尼崎市で行われている、「虹と緑・地方自治政策情報センター全国政策会議に参加した。分科会では、中野区の任期付短時間公務員制度について報告した。各自治体によって、臨時職員などの待遇などに違いがある。他の自治体での導入はまだ。均等待遇に近づく、ためにはもっと改善が必要だ。

 24日は、徳島県上勝町の笠松町長の「上勝町の挑戦」のお話を聞く。町長にサインしてもらった本、「持続可能なまちは、小さく、美しい」の本を電車の中で少し読む。95才のおばあさんが現役で、働いているようすに、感動。

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2008年8月23日 (土)

AJU自立の家

 しばらく、日記をお休みしてすみません。いろいろなことがありました。このところ医療的ケアについて調べています。この間の動きはまたの機会にお伝えします。

 「うさぎだより」ができました。そのうちお手元に届くと思います。このHPにもアップします。

 昨日、名古屋市にある「AJU自立の家」の見学とお話を聞きにいきました。山田昭義専務理事はじめ、施設長や利用者の方々にお話を聞くことができました。福祉ホームと通所の場、介護派遣事業所、働く場などさまざまな事業が展開され、そこで障害当事者の方々が施設長た職員として働いています。

 通所の場といっても、普通の通所施設のイメージはなく、十数人の方々が自分のやりたいことに楽しそうに取り組んでいました。

 福祉ホームには20人近くの人が、アパートのような個室に入居しています。4年間の福祉ホームでの暮らしのあとに、それぞれアパートなどを借りて自立生活をはじめます。昨年の夏、この福祉ホームに、24時間の見守りが必要な呼吸器をつけたSさんがきました。8才で入院して以来、病院にSさんは30年間も暮らしていました。はじめての地域生活を体験して一年、Sさんはほんとうに楽しいと笑顔で答えてくれました。病院にいた時には、何回も肺炎を起こしていたが、自立の家では、この一年間一度も肺炎を起こさなかったそうです。気管切開をして声がでなくなり、経管栄養をして食べる楽しみがなくなり、病院にいた時は、Sさんは死にたいと絶望していたそうです。今は生きる希望に満ち溢れているそうです。

 近くにある、AJU自立の家が運営している「わだちコンピューターハウス」にも見学に行きました。全身性障害の方々、聴覚や視覚障害の方々など、たくさんの人がHPの作成やアンケートの集計などいろいろな仕事をしながら働いていました。

0年の病院暮らしから、

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