2008年5月14日 (水)

いとしのエリー

 マリーさんが28歳で急に亡くなった。音楽葬だった。お通夜、告別式にズーと流れていたサザンの曲が、この数日間、私の頭の中をまだ流れている。ズーとマリーさんのお世話をしてきた友人が受付をしながら、泣いていた。受付を手伝う私も、涙が何度もあふれた。

 マリーさんは、障がい児の通園施設アポロ園から、はじめて普通学級へ入学した、そして現在は通所施設に通っていた。いろいろな意味で「地域で生きる」の先頭にたってきた。あとに続く人達の道をつくってきた。いつも緊張で体がつっぱっていたけれど、28歳は若すぎる。大人たちにとって悲しすぎる。マリーさん安らかに。

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2008年5月 9日 (金)

新緑の季節

 目に青葉がまぶしい。家の窓辺のブドウの木も、あっという間に、葉が大きくなり、お向かいのアパートの壁との間を緑色でさえぎってくれるようになった。

 連休は古い友人たちに誘われて、四万温泉の積善館に行った。宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」のアニメの湯屋のような、異次元の世界に入ったような、古い、いい温泉だった。

 次なる脱皮に向けて、いろいろ忙しい日々がまたはじまる。もうすぐ、うさぎだより75号ができます。HPにもアップしますので、見てください。

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2008年4月16日 (水)

後期高齢者医療制度

  昨日から、後期高齢者の医療保険料の年金からの天引きがはじまった。少子高齢化が急速に進む中、医療保険制度を維持するために、何らかの負担増は避けられないと思うが、制度設計の悪さ、広報の悪さ、準備の悪さで不満の声が大きくなっている。

 今日、全国の自治体議員でつくる虹と緑の政策研究会で、厚生労働省保険局高齢者医療企画室の担当者と質疑応答の場を持った。私からは3点質問した。

 負担の仕方の筋が通っていないのではないか。保険料は個人単位の負担になるのに、医療機関の窓口での支払い額は世帯単位のままである。今まで世帯主の夫が保険料を払い、被扶養者で保険料を払っていなかった妻が、高齢になってから少ない年金から保険料を払うことになる。それなのに、夫の所得が高くて窓口負担が3割の場合は、年金額の少ない妻の窓口負担も3割である。保険料負担を個人単位にするのなら、窓口負担も個人単位にするべきである。高齢になってから個人単位にするのではなく、若い時から保険料は個人単位にした方がいいのではないだろうか。

 負担はしても、給付される医療サービスが制限されるのではないかという不安に対しての説明が十分されていないのではないか。「高齢者担当医」の仕組みがよくわからない。定額で何回も相談できるというが、本当に何回も相談できるのだろうか。介護保険の要支援も定額で利用できるサービスには制限があるように、医療も600点の範囲で利用サービスは制限されるのではないか。厚労省は、手術とか大きな変化があれば、定額以上に加算できると説明するが、大きな変化がない慢性疾患の場合は、医療点数の範囲内の医療サービスに現実的に制限されるのではないか。

 終末期の医療についての説明がない。「本人の意思を尊重した、納得できる終末期の医療を受けることができるようにする」と、説明資料に書かれているが、延命措置を行なわないなど、本人の「生きたい」を支えるものにはならないのではないか。続きはまたの機会に。

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2008年4月 9日 (水)

入学と桜

 4月3日、立命館大学大学院博士課程の3年次に入院することになり、京都に行った。知人からの誘いもあり、先端総合学術研究科で福祉政策の研究を続けることになった。大阪の実家の両親も年を取り、実家に行くことが多くなったので、京都にも時々寄る生活になる。しかし、ほとんどはメールのやりとりで研究をすすめることになる。とても大変だが、勉強したい病にかかってしまったようだ。大学院は「入学」ではなく「入院」というそうである。

 古都京都は心を元気にしてくれそうだ。京都の桜はちょうどこれからが見頃。東京の満開の桜を見た後、京都でも美しい桜に見とれる。立命館大学の近くにある桜の名所北野神社のしだれ桜。Dscn2056

大学の裏山にある龍安寺石庭の背景のしだれ桜はこれからが見頃。Dscn2077

ちょうど、この日は京都市の容器包装プラステックの回収日で、京都市で統一された20リットル資源用の袋にプラスティクがきれいにつめられ、回収拠点に整然と置かれていた。Dscn2061

後ろに小さく見えるのは北野天満宮。さすが、京都議定書発効の街である。

 4月7日は谷戸小学校、8日は第9中学校の入学式に行く。もう東京の桜は咲き終わり、強い風と冷たい雨に打たれていた。

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2008年3月31日 (月)

中野区の予算改革

 3月29日、外濠沿いは満開の桜、携帯をかざし写真をとる人がいっぱい。それを横目で見ながら、法政大学外濠校舎に向かう。「予算改革をはじめよう!」というタイトルで「市民と議員の条例づくり交流会議2008プレ企画」が行われる。「予算書&関連資料見本市」も同時開催で行われ、私は、中野区の予算書&関連資料を展示した。当日、交流会議には200人ぐらい全国から議員や関係者が集まった。

 「中野区の予算説明書補助資料すごいですね。」「財政白書も詳しくていいですね。」「中長期の財政フレームを財政運営の考え方と出しているのはすごい。うちの市にはない。」など、数々のお褒めの言葉を頂き、多くの議員の方々が、携帯をかざして中野区の予算資料を写真におさめていた。私はうれしい説明に追われた。Dscn2008 Dscn2009

 中野区の予算説明書補助資料には、分野の目標や成果指標なども記述され、「財政運営の考え方」では、基金計画や起債計画などが示され、予算審議もそれらを元に質疑が行われている。展示されていた他の自治体の予算関連資料を見ると、そこまで詳しく出しているものはなかった。当たり前のように中野区の資料を見ていたが、あらためて中野区はすごいんだと思った。

Dscn2046 「中野区の財政白書」や「財政運営の考え方」は区のホームページで見ることができる。予算説明書補助資料は大変ぶ厚いものなので、区役所1階の区政資料コーナーや区議会で見ることができる。以下は当日の中野区の出品目録。

(1)平成20年度 予算提案理由説明書(本会議で副区長が説明)☆

(2)平成20年度 当初予算(案)の概要(予算特別委員会での総括説明資料・各部長が説明)☆

(3)平成20年 第1回中野区議会定例会議案(一般会計予算・特別会計予算)☆

(4)平成20年度 中野区各会計予算説明書(予算特別委員会各分科会で使用)

(5)平成20年度 予算説明書補助資料(予算特別委員会各分科会で使用)

(6)予算特別委員会資料要求一覧 ☆

(7)平成18年度主要施策の成果(別冊)各分野の行政評価結果(19年度決算特別委員会資料)☆

(8)中野区の財政白書(平成18年度決算の状況・平成1911月)☆

   (バランスシート、連結バランスシート、行政コスト計算書、キャッシュ・フロー計算書等含む)

(9)財政運営の考え方(中長期財政フレーム2008年改定・平成201月、基金計画・起債計画等)☆

10)なかの区報2007125日号(特集:平成20年度予算で検討中の主な取り組み案にご意見を)☆

   地域説明会2回・区民と区長の対話集会☆・郵送、メールなどで予算編成段階から区民意見を聞く

 ※ ☆は区のウェブサイトでも公開

 ※ 7、8、9、10は、予算とは別資料

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2008年3月29日 (土)

満開の桜と視覚障害者誘導ブロック設置工事

Dscn2021  中野駅北口を下りると、工事看板が目に入った。3月中旬から下旬という期間表示で、視覚障害者誘導ブロックを設置する工事が、ようやく行われる。先日、予算特別委員会で質問しただけに、うれしい。今日は29日、月末31日まであと3日間での突貫工事なのだろうか。Dscn2018

中野区役所一帯は広域避難場所に指定されている。やっと、区役所まで誘導ブロックがつながるのだろうか。ここは都道で東京都が工事しているが、区役所の横の歩道は区道。つながるのかなー。Dscn2014

Dscn1998 昨日、今日、明日と今が最高にきれいな満開の桜。中野通りの歩道は、桜を楽しみながら歩く人たちでいっぱいです。

「るるぶ中野」が発売されました。さっそく書店で買った人に出会いました。中野の街を楽しんでください。東中野に行く線路沿いの桜並木と菜の花の絨毯もすばらしいですよ。

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2008年3月24日 (月)

障がい者防災訓練

 Dscn1825 3月22日、障がい者団体で構成する、中野区障害者防災委員会主催で、避難訓を行った。昨年についで2回目の訓練である。メールで登録障がい者と登録ボランティアに地震が起きたことを伝え、北口広場まで避難する訓練である。北口広場では、防災課の人たちの協力で、起震車体験や消火器体験、防災グッズの展示などが行われた。視覚、聴覚、知的、肢体の障がい者が一同に会しての自主的な避難訓練は、全国的にもめずらしいのではないか。

Dscn1829  私は、障がい者とボランティアを結びつけるメールの送受信を行う、本部要員として、朝からあわただしかった。今回はあらかじめ救援に向かうボランティアを決めておかず、本番に近い状況で行おうとしたので、マッチングや連絡がとても大変だった。連絡方法などいろいろ反省点や改善点があり、訓練としてはよかった。写真の右端が私。

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2008年3月23日 (日)

歩道のバリアフリー化は?

Dscn1814  3月15日の我が家の小さな開き始めた梅の花です。もう今はすっかり開いていますが。

Dscn1816 同じ頃、中野区役所玄関脇に咲いているクリスマスローズの花です。花と緑の祭典の区民実行委員会の方々によって植えられた花です。冬の花ですが、今、白と紫にきれいに咲いています。我が家のクリスマスローズは咲いていません。

 区役所前に時計台があります。視覚障がい者用の誘導ブロックは、時計台にぶつかってとぎれていて、区役所の玄関前の誘導ブロックとつながっていません。Dscn1818

 2月29日の予算特別委員会で「歩行者空間のバリアフリー化」について質問しました。「中野区はバリアフリー化が遅れているのではないか、中野駅周辺も遅れている。視覚障がい者用の誘導ブロックはつながっていないし、弱視の人のために黄色の目立つ色にすることになっているのに、グレーのブロックもあり、基準が守られていない。アイマスクをつけて体験してみてはどうか。中野駅から区役所まで、誘導ブロックがたどれず、無事に歩ける人は少ないだろう。4月からは警察病院も開院するので、歩道のバリアフリー化にしっかり予算をつけて、早急に取り組むべきである。」との趣旨の質問をしました。ちなみに、今話題の道路特定財源は、バリアフリー化には使われていません。来年度予算では東京都の補助金と中野区の一般財源で2707万円が計上されているだけです。道路特定財源をもっとバリアフリー化にも使えるようになればいいですね。

 質問した数日後に、区役所前の歩道に、写真のようなマークが貼られました。Dscn1819 「バリアフリー歩道」と書かれています。歩道の勾配を平らにする工事を一部おこなっただけで、黄色の誘導ブロックを線としてつなげる工事をしたわけではないのに、何枚も急に貼ってなんかいやみだなー。車椅子の人が通れますよというマークだそうです。

 昨日、開院予定の警察病院前の歩道に、黄色い誘導ブロックを線として貼る工事をしていました。これが、中野駅にもつながるのはいつでしょうか。皆さん観察していてくださいね。

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2008年3月13日 (木)

廃プラスチックの焼却はリサイクル?

 先日の土曜日、表記のタイトルで行なわれた、ウソ?ホント?をめぐる徹底討論会を聞きに行った。環境省リサイクル推進室長、23区清掃一部事務組合総務部長、都廃棄物対策部長、杉並区長、江東区議、世田谷の市民グループ、容器包装の3Rを進める全国ネット、ジャーナリストと、多様な立場のパネラーによるパネルディスカッションということで、興味深かった。

 23区ではこの4月から、今まで埋め立ててきた廃プラスチックを焼却工場で焼却する。熱を回収して使うのでサーマルリサイクルと言っている。中野区や杉並区など10区は、容器包装プラスティックの分別回収を行なうが、13区は容器包装プラを分別せずに大半を焼却する。容器包装リサイクル法の趣旨に反するのではないか、CO2の発生が増加するのではないか、焼却工場のある区に廃プラまでが集中し負担をさらにかけるのではないか、などさまざま疑問も投げかけられた。容器包装プラの分別を行なう区が有利になるような財政措置も必要ではないか、清掃一組の仕事にリサイクルも含めるべきでないか、プラスティク税を導入するべきではないか、プラスティクの素材そのものを環境負荷を与えないものに見直す必要があるのではないか、などさまざまな提案もされた。一つ一つの提案に納得ができるものだった。埋め立ても、焼却も、リサイクルも結果的には環境負荷を生み出してしまう、プラスティックそのものの素材を見直したり、使用を増加させない取り組みが求められていると思う。

 次の日の日曜日は、中野区ハイティーン会議「いじめを無くすために」の中高生の発表会を聞いた。いじめの経験者と経験のない人と、感じ方が違うかなーと思った。でも、意見を言ったり聞いたりすることによってお互いの理解が深まるのだと思った。意見を聞きながら、自分の小学校時代のつらかったことも思い出し、考えさせられた。

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2008年3月 9日 (日)

心身障害児総合医療療育センター

  板橋区小茂根にある心身障害児総合医療療育センターを見学しました。厚生労働省の委託を受けて社会福祉法人日本肢体不自由児協会が運営している総合施設です。

 18歳以下の子ども達が90人くらい入所している肢体不自由児施設「整肢療護園」や、18歳以上の人120人くらいが入所している重症心身障害児施設「むらさき愛育園」、外来療育部門などがあります。Dscn1807 写真は、子ども達が長く入所しているお部屋の様子。昼間、部屋で寝ている子はあまりいません。広い共用スペースでリハビリをしたり、遊んだりしています。

 人口呼吸器をつけたり、経管栄養などの医療的ケアが必要な子ども達が多く入所しています。1~2ヶ月の母子入園や3ヶ月までの短期入所サービスは、希望者が多くなかなか入れないそうです。短期入所は定員は12人ですが、看護士不足で6~7人くらいしか入れない状態だそうです。Dscn1810 施設の塀にある一番目立つ看板は、写真のように「看護師募集」です。看護や福祉の現場の人手不足はどこも深刻です。

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